体系的番号 |
JPMJTM20GY |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20GY |
研究代表者 |
藤田 克彦 九州大学, 先導物質化学研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 光線力学療法は光増感剤を集積させた病変部に光照射することで、切除せずに病変を除去できる低侵襲治療法である。最近、光源を動物体内に埋め込むことで体内のガンも治療できることがわかった。申請者らはガン治療のための体内設置型フレキシブルワイヤレス光源開発を行っており、本研究ではペットの膀胱ガンを対象とした光源装置を開発する。尿道から膀胱内へ挿入し、膀胱内壁に光照射するタイプと膀胱外壁に腹腔側から光照射するタイプの開発を行う。効果的な治療には体内での安定動作と装置の柔軟性が重要である。有機エレクトロニクス技術を応用し、フレキシブルな面光源である有機ELと有機半導体によって課題の解決を目指す。
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