車載コネクター用の高耐久銀合金/CNT複合めっき技術の開発

研究課題

体系的番号	JPMJTM20E2
DOI	https://doi.org/10.52926/JPMJTM20E2
研究代表者	新井進信州大学, 学術研究院工学系, 教授
研究期間 (年度)	2020 – 2021
概要	EV・PHV・FCVなど、次世代自動車の拡大に伴い、大電流かつ移動時の振動によるコネクター部品の摩擦による劣化の問題が寄せられている。提案者らは、摩擦特性に優れた非シアン浴を用いたAg/CNT複合めっきや、硬度に優れたAg-Bi合金めっきのシーズを有しているが、摩擦特性と硬度の両方に優れためっきは、未だ実現できていない。そこで、本提案では、両方の利点を生かした新規Ag-Bi合金/CNT複合めっき技術を開発する。これにより、銀純度99％以上の合金組成で、硬度130 HV以上（160℃・24時間加熱後）、接触抵抗5mΩ以下（加重20 N）、摩擦係数0.3以下（加重 1N）の特性を実現する。