ゲージ率1000を超える超高感度フィルム型ひずみゲージの開発
体系的番号 |
JPMJTR20T7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR20T7 |
研究責任者 |
千葉 大地 大阪大学, 産業科学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | スピントロニクスとフレキシブルエレクトロニクスを融合した超高感度な新規フィルム型ひずみゲージを実現する。スピントロニクスは、強磁性ナノ薄膜の磁化が2方向安定性を持つことや磁界に敏感であることを利用して、メモリ素子や磁気メディア、磁界センサを生み出し発展を遂げてきた。一方で、力学量は磁界よりもありふれた物理量であり、サイバー・フィジカルシステムの構築が進む中で、特に重要なセンシング対象である。本研究は、力学量をスピンでセンシングし、世界最高感度のフィルム型ひずみゲージを生み出す独創的なものである。磁気記録や磁界検出に特化してきたスピントロニクスの従来の延長線上にない産業応用展開を拓く。
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