革新的グリーンプロセッシングによる高強度・機能性繊維作製システムの確立
体系的課題番号 |
JPMJTR20T8 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR20T8 |
研究責任者 |
撹上 将規 群馬大学, 大学院理工学府, 助教
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | 本研究では溶融紡糸と溶融延伸を組み合わせることで溶融プロセスによる高強度繊維の作製を検討する。溶融延伸は、超高分子量ポリマーの分子鎖特性を利用した超延伸により高物性を引き出す手法である。溶融紡糸繊維に対して溶融延伸法を用いた二次延伸を導入、最適化することで細径化と結晶配向構造の発達による高強度化を達成する。また、紡糸プロセスの技術的展開とともに、インプロセス計測を用いた溶融延伸過程の構造形成メカニズムの解明に取り組むことで、学術的知見の裏付けをもって高強度超高分子量ポリマー繊維作製プロセスの確立を目指す。さらに、コンポジット化により強度と機能性を兼ね備えた溶融紡糸繊維の作製を検討する。
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