体系的番号 |
JPMJRX20J3 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX20J3 |
研究代表者 |
田中 幹人 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2023
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概要 | 科学知が不確実性を伴う状況下での、専門家の社会への参画や専門知の社会適用は、単なる科学知の提供に留まらず、さまざまなELSIを生み出す。新興感染症COVID-19をはじめ、こうした議論が構築される重要な場となっているのは、いまやマス/ソーシャル・メディアが渾然一体となったメディア空間である。本プロジェクトは、蓄積した膨大なCOVID-19のメディア分析を基に、計算社会科学と科学技術社会論の手法を中心に、ELSIが構築される機序の解明に取り組む。さらに、今後立ち現れるだろう萌芽的科学技術も対象として、メディア分析を通じてELSIに関する社会的議論の萌芽を捉え、専門知を社会の中に位置づけていくRRIの道筋を明らかにする。
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研究領域 | 科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム |