高効率・高品質な雛生産のための孵卵中鶏卵の非破壊計測技術の開発
体系的番号 |
JPMJTR20UE |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR20UE |
研究責任者 |
鈴木 哲仁 京都大学, 農学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | 養鶏産業においては、現在、非効率な生産を改善することが大きな課題である。これには、孵卵工程における、孵化しない種卵の混在等による低い歩留まり率や、採卵鶏品種でのオス雛の多量殺処分などがあげられる。 これら問題点を解決するため、本研究では、孵卵中の個々の種卵について重量、透過分光特性、透過画像、音響特性等を計測できる専用計測装置を作製し、孵卵器内でのモニタリング結果と合わせて横断的に解析することで、性別・生死・有無精の判定と孵化時間(ハッチングウィンドウ)の予測ならびに雛の品質予測を、孵卵初期に高精度で実現できる非破壊センシングシステムの開発を目指す。
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