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「技術構成主義」に立つ「生と死」をめぐる倫理の分析と社会的議論の啓発に向けた企画調査

研究課題

戦略的な研究開発の推進 社会技術研究開発事業

体系的番号 JPMJRX20JI
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJRX20JI

研究代表者

渡部 麻衣子  自治医科大学, 医学部, 講師

研究期間 (年度) 2020
概要本企画調査では、ここで「技術構成主義」と呼ぶ視座に立ち、技術を通して、我が国における死生観を照射し、そこに顕在する倫理的課題を技術倫理の観点から論じる領野を開拓する。「技術構成主義」は、技術哲学において、技術の側が人の行為に介入することで社会的現実を構成することを分析の対象とする一つの潮流を指す。本プロジェクトでは、工学的、制度的、文化的な「技術」が、「生と死」という現象をどのように構成してきたのかを、超領域的な共同研究を通して明らかにする。そして、急速に発展する技術と共にあるポストコロナの社会における生と死のあり方について、社会の中で広く議論するための理論的及び実践的基盤を構築することを目指す。そのために企画調査においては、事例の分析を通して分析的視座を確立し、フィールドとの関係を築くと共に、能楽と現代美術の協働により、生と死をめぐる社会的議論を啓発するための場の形成を目指す。
研究領域科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム

報告書

(3件)
  • 2020 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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