1. 前のページに戻る

機能性金属イオンの徐放により骨形成と抗菌性を制御する多孔構造を備えた近未来型積層造形チタンインプラントの創製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 産学共同(育成型)

体系的番号 JPMJTR20TA
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTR20TA
研究責任者 山口 誠二  中部大学, 生命健康科学部, 講師
研究期間 (年度) 2020 – 2022
概要三次元積層造形技術の発達によりインプラントの開発は新たなステージを迎えている。高齢社会における健康寿命増大を目的として、骨形成と抗菌性を制御し、生体骨と同等の力学的特性を示す内部構造を備えたチタン多孔体を創製する。具体的には、骨の侵入しやすい300~900μmの気孔を組み合わせた内部構造を設計し、積層造形によりチタン多孔体を作製する。これに機能性金属イオンを多孔体壁面に導入する水溶液-加熱処理を施すことにより、骨形成能と抗菌性を同時に付与する。多孔体の気孔率と内部構造を適切に設計することで、骨に近い力学的特性を有し、金属イオンを徐放して長期間に亘り骨形成能と抗菌性を発揮させることが可能となる。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst