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窒素固定共生のリコンストラクション

研究課題

戦略的な研究開発の推進 未来社会創造事業 探索加速型

体系的番号 JPMJMI20E4
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJMI20E4

研究代表者

佐藤 修正  東北大学, 大学院生命科学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2024 (予定)
概要マメ科植物は窒素固定菌を細胞内に取り込むことにより大気中の窒素をアンモニアに 変換し、窒素栄養として利用することができます。このような窒素固定共生を行う植物 は、マメ科植物を含むマメ目のみならず、ブナ目、バラ目、ウリ目の植物にも存在してい ます。窒素固定クレードと呼ばれるこれらの植物群の分子系統解析から、約1億年 前にこれらの共通祖先で窒素固定共生の能力が確立され、その後窒素固定クレード の植物の多くが遺伝子機能の欠失によりその能力を失ったことが示唆されています。 このような背景を考慮し、本研究では、窒素固定クレードに属する植物を対象として、 進化の過程で失われた共生関連遺伝子群を明らかにし、それらの遺伝子群を戻す “復元”(リコンストラクション)のアプローチで窒素固定共生の能力を非マメ科植物に 付与する技術の開発を行います。この技術により、化学肥料の削減や貧栄養土壌で の耕作安定化を通じて低炭素社会の実現に貢献することを目指します。
研究領域地球規模課題である低炭素社会の実現「「ゲームチェンジングテクノロジー」による低炭素社会の実現」

報告書

(4件)
  • 2023 年次報告書 ( PDF )
  • 2022 年次報告書 ( PDF )
  • 2021 年次報告書 ( PDF )
  • 2020 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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