小型レーザーモジュールによるタッチパネル用次世代センサフィルム製造装置の開発
体系的番号 |
JPMJTR202F |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR202F |
企業責任者 |
株式会社レーザーシステム
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研究責任者 |
小野 篤史 静岡大学, 電子工学研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | 近年のデータ入力方式は、より直接的かつ様々な入力形態に対応するタッチパネル入力が主流となっており、スマートフォンや自動車、公共交通機関、商業施設等に幅広く活用されている。タッチパネル入力のキーデバイスは透明性導電膜であるが、最も主流なITO膜は電気抵抗が大きく、近年採用が進む金属メッシュ型にも透過性や生産工法の課題がある。2018年度に静岡大学にて開発されたレーザーパターニング法による金属細線の形成は、1μmの細線構造の実現を達成し、本課題を解決しうる工法と期待される。本研究開発では、次世代センサフィルムとなり得る本工法を用いて、将来的な産業応用を目的とした、製造装置の開発を目標とする。
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