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幼少期の咀嚼機能が健やかな発達をもたらす作用機序

研究課題

戦略的な研究開発の推進 未来社会創造事業 探索加速型

体系的番号 JPMJMI20D3
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJMI20D3

研究代表者

加藤 隆史  大阪大学, 大学院歯学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2022 (予定)
概要よく噛まないことが子どもの発達に影響すると考えられてきた。近年は、噛まない子ども、発達に課題を抱える子どもが増加しているとされ、「食べる能力」に対する社会的関心は高く、養育者、医療・保健・教育従事者が様々な取り組みを進めている。しかし、咀嚼の定量的評価方法や、健康な発達に寄与するアウトカム・指標がない。この課題を解決するには、咀嚼と発達に関わる要素を俯瞰できる研究体制が必要である。 本研究では、咀嚼が、顎顔面形態の発達や睡眠の改善を促し、心身の発達をもたらすと考えた。そこで、咀嚼・顎口腔顔面の形態変化や睡眠・呼吸、発達を俯瞰するデータベースを構築し、咀嚼と発達を関係づける要因や評価方法(数値化)と評価基準を開発する.また、咀嚼による睡眠改善と脳内活性が定型発達を促す機序を解明する。開発した評価方法や評価基準をもとに、良好な咀嚼機能の獲得が発達を促すセルフマネジメント・ニューロハビリテーション戦略を構築する.
研究領域世界一の安全・安心社会の実現「食・運動・睡眠等日常行動の作用機序解明に基づくセルフマネジメント」

報告書

(3件)
  • 2022 終了報告書 ( PDF )
  • 2021 年次報告書 ( PDF )
  • 2020 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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