体系的番号 |
JPMJTR20TE |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR20TE |
研究責任者 |
永長 久寛 九州大学, 大学院総合理工学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | 工場、事業所から排出される低濃度の揮発性有機化合物(VOC)の処理の高効率化は産業界から強く求められている。本研究では、オゾン酸化触媒反応、マイクロ波加熱触媒反応を複合化し、高効率のVOC酸化分解プロセスを開発する。階層構造を有する酸化マンガンを基剤とし、その形態や組成を調整すること、メソ・マクロ構造を制御することにより、オゾン酸化分解特性、マイクロ波加熱下での触媒の昇温・酸化特性を向上させる。プロトタイプの試験装置を用いて各種VOCの分解反応を行い、実用的な装置を設計するための基礎的知見を取得する。さらに、喫緊の社会的課題である空気中のバイオエアロゾル除去技術への適用性について実証する。
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