体系的番号 |
JPMJMI20G5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI20G5 |
研究代表者 |
米倉 功治 理化学研究所, 放射光科学研究センター, グループ
ディレク
ター
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022 (予定)
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概要 | X線回折が適用できないミクロンからサブミクロンサイズの微小結晶 や薄膜結晶より電子線回折を測定し、その構造を解明する電子線三次元結晶構造解析(3D ED / マイクロED)は、低・中分 子から蛋白質を含む高分子の構造解析に大きな可能性を秘めた技術である。その応用研究の促進と高度化の2つの目標を置く。 (I)多数の微小結晶から網羅的な自動回折測定・解析を行い、試料に含まれる構造の迅速かつ定量的な分析を可能にする。(II) 微小結晶から、物質の物性をより精緻に捉える高精度かつ高分解 能の解析技術を構築し、水素結合ネットワーク、電荷分布の精密同定を目指す。これらの新規分析・解析技術開発に加え、ハード・ソフトの要素技術を次世代装置に搭載し、さらなる革新的解析に 繋げたい。また、解析プラットフォームを通して研究開発力の向上に 貢献する。
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研究領域 | 共通基盤「革新的な知や製品を創出する共通基盤システム・装置の実現」 |