体系的番号 |
JPMJTR203D |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR203D |
企業責任者 |
林テレンプ株式会社
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研究責任者 |
田嶌 一樹 産業技術総合研究所, ナノ材料研究部門, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2020 – 2024
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概要 | 電気的に光学特性を切り替える調光ガラスの主な生産技術であるスパッタ法は、単位時間当たりの生産量や歩留まりの課題もあるため、上市以来20年ほど経つが平米数10万円の価格帯は変わっておらず、普及を阻害している。産総研のグループでは調光材料をナノ粒子化した分散インクを開発しており、林テレンプ㈱において当該インクを用いたG2サイズの調光ガラスの作製を可能としている。しかしながら、製品化を念頭に置いた応答速度、耐久性、寿命、効率的な生産プロセスなどは未検討である。本研究では、特に社会的ニーズの高い車載用調光フィルムの創出を目指し、実用的な生産プロセスを勘案しつつ、材料・構造開発の側面から課題解決を図る。
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