体系的番号 |
JPMJTR202G |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR202G |
企業責任者 |
小松マテーレ株式会社
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研究責任者 |
塩谷 智基 京都大学, 工学研究科社会基盤工学専攻, 特定教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2023
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概要 | 斜面・法面に設置されるグラウンドアンカーの破断予兆の把握や,地山の動きを把握して,斜面崩壊を予期することは喫緊の課題である。しかし,グラウンドアンカーのモニタリングは実施が困難なため広く普及しておらず,機械式の荷重計は,故障するためメンテナンスを要する。このモニタリングが容易に実施できれば,同時に斜面のモニタリングも可能になる。そこで,軽量,高強度,高剛性,および腐食しない材料である炭素繊維材料と,この材料と親和性が高く,劣化しにくく長寿命である光ファイバセンサに着目して,支圧板とアンカーロッドを作成し,緊張力変化,劣化部位の把握,および斜面をモニタリングできるシステムを構築する。
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