遠隔電磁駆動(EMS)方式によるベンチトップを超えた粘弾性計測の展開
体系的番号 |
JPMJTR202J |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR202J |
企業責任者 |
株式会社トリプル・アイ
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研究責任者 |
酒井 啓司 東京大学, 生産技術研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2023
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概要 | 液体材料を扱う上で必須の粘性測定をベンチトップという制約から解放し、反応・貯蔵過程での粘性の常時モニタリングや多検体の自動計測、あるいは特殊環境容器内での遠隔モニタリングへの展開を図る。これに用いる技術は電磁誘導を用いて回転プローブに遠隔・非接触でトルクを印加するという申請者らの特許技術に基づく。これまで汎用の粘度計として開発を進めてきたが、本プログラムではこの遠隔性を活用した粘性測定のための要素技術とユニットを開発する。その象徴的な最終成果物として、超臨界状態という特殊環境下でのモニタリングを可能にするレオロジー計測機を作製する。さらに現在の公定法に替わる粘度測定標準としての認知を目指す。
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