プラズモンセンサを用いた超高感度表面・界面分析用表面増強ラマン顕微鏡の開発
体系的課題番号 |
JPMJTR202K |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR202K |
企業責任者 |
株式会社東京インスツルメンツ
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研究責任者 |
本間 敬之 早稲田大学, 理工学術院, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2023
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概要 | 本課題は材料の表面から内部に至る化学構造を超高感度かつ高空間分解能で計測可能な、プラズモンセンサ(以下センサ)を用いた表面増強ラマン分光顕微鏡を開発する。本顕微鏡は従来困難だった材料の原子レベル表面化学構造や深さ方向分布、あるいは基板との界面化学構造を非破壊で分析することが可能である。まずは大きな市場が見込めるタイヤ用ゴム材料を対象にセンサ商品化技術、計測システム、および解析技術を開発する。本顕微鏡による極表面層や界面化学構造の分析により新材料開発が加速され、自動車の燃費や耐久性向上が期待できる。また他のデバイス材料の開発にも応用可能であり、その社会的・経済的なインパクトは極めて大きい。
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