生体吸収性Mg-Sc合金の腐食環境下での機械特性変化と産業化に向けたワイヤーと薄肉管材の製法確立
体系的番号 |
JPMJTR20TJ |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR20TJ |
研究責任者 |
安藤 大輔 東北大学大学院, 工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | A-STEP機能検証フェーズ(2019年度)にて申請者が取り組んできたMg-Sc合金は、医学界から長年望まれている、「生体分解性」と「超弾性特性」を併せ持つ唯一の材料と成り得ることが分かった。しかし、インプラント製品として実用化するには、生体分解に伴う機械特性の劣化挙動まで調べる必要がある。また、ステント基材となる線材(φ0.7㎜)や管材(管肉厚200μm)へと塑性加工する手法の確立が不可欠である。そこで、本課題ではMg-Sc合金の生体腐食下での機械特性劣化挙動の調査、従来の塑性加工プロセスの最適化、ニアネットシェイプ法への挑戦による製造プロセスの産業化指針確立を目標とする。
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