体系的課題番号 |
JPMJTR201F |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR201F |
企業責任者 |
浜松ホトニクス株式会社
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研究責任者 |
古川 祐光 産業技術総合研究所, センシングシステム研究センター, 研究チーム長
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研究期間 (年度) |
2020 – 2023
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概要 | プラスチックごみによる海洋汚染が世界的な環境問題となっており、中でも、マイクロプラスチックに含有・吸着している残留性有機汚染物質が食物連鎖に取り込まれ、生態系及び人体に及ぼす影響が懸念されている。しかしながら、一般的な調査手法であるFT-IR法は、分析に時間を要し食物連鎖の底辺を支える海洋微生物が摂取する0.5 mm以下の測定が困難という課題がある。本研究では、世界的な取り組みとなる排出削減・回収に向けた正確な現状把握に資するべく、中赤外・波長掃引量子カスケードレーザーとフローセル用いた赤外分光顕微鏡により、50 μm~300 μmのマイクロプラスチックの迅速かつ正確な測定技術の確立を目指す。
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