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環境に優しい作物収量増加を目指した窒素・炭素肥料作製用その場プラズマシステム開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 産学共同(育成型)

体系的番号 JPMJTR20RU
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTR20RU
研究責任者 古閑 一憲  九州大学, 大学院システム情報科学研究院, 教授
研究期間 (年度) 2020 – 2022
概要本研究開発では、半導体デバイス作製における重要技術に位置づけられるプラズマ技術を窒素・炭素固定に転用し、農業応用展開を目指している。窒素固定では従来ハーバーボッシュ法が用いられているが、化石燃料を使用するために温室効果ガスを排出するなどの課題がある。ここでは、室温で高い化学反応性を持つプラズマの特性を利用し、窒素ガスを分解してアンモニアや硝酸などの分子に変換して液体肥料を作製する。加えて二酸化炭素とアンモニアとの反応で尿素を生成しこれも肥料として利用する。このシステムは電気のみで稼働するため太陽電池との併用で、電気の届かない場所でオンサイトで肥料作製を実現でき、農業生産性向上に貢献する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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