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構造タンパク質から材料への質的変換

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 産学共同(育成型)

体系的番号 JPMJTR20UV
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTR20UV
研究責任者 上久保 裕生  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授
研究期間 (年度) 2020 – 2022
概要近年、クモ糸の構成タンパク質であるフィブロインの大量生産が実現し、各国しのぎを削って人工クモ糸の産業応用を進めている。しかし、現在の紡糸では化学繊維で用いられる手法をそのまま流用しており、天然クモ糸の特性を再現できていない。申請者は、フィブロインが自己組織化能を有し、アミロイド繊維成長に類した、核形成・繊維伸長を示すことを見いだしてきた。この事実は、人工高分子にはないタンパク質の特性を生かした紡糸法の必要性を示唆している。本申請研究では、クモ糸への巻き戻し、すなわち、素材とする構造タンパク質から材料への質的変換法を確立し、構造タンパク質を利用した材料開発への展望を切り開くことを目的とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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