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表情からの感情センシングによるウェルビーイング向上

研究課題

戦略的な研究開発の推進 未来社会創造事業 探索加速型

体系的番号 JPMJMI20D7
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJMI20D7

研究代表者

佐藤 弥  理化学研究所, ロボティクスプロジェクト心理プロセス研究チーム, チーム リーダー

研究期間 (年度) 2020 – 2022 (予定)
概要感情は、ヒトの究極の価値基準である。幸福な社会を創造するために、感情をセンシングし、その情報に基づいて快を高め不快を減らす科学技術が期待される。現実場面で感情センシングすることを目的として、自律神経系の活動を計測するウェアラブル装置が提案されているが,これらは感情の活性度(強さ)しかセンシングできない。感情価(快と不快という質)のセンシングを可能とする現状唯一の指標は、表情である。しかし、現実場面において表情から感情価センシングするための証拠は不足しており、理論も欠けている。この問題を解決するため本研究では、ウェアラブル装置による生理計測(表情筋筋電図・皮膚電気)と非接触の画像撮影(ビデオ・サーモグラフィー)の2つの手法で、表情から感情価と活性度をセンシングできることを実証し、AI解析技術を開発する。またそうした感情反応を生み出す神経メカニズムを調べ、理論的基盤を提供する。
研究領域世界一の安全・安心社会の実現「心理状態の客観的把握とフィードバック手法の確立による生きがい・働きがいのある社会の実現」

報告書

(3件)
  • 2022 終了報告書 ( PDF )
  • 2021 年次報告書 ( PDF )
  • 2020 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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