体系的番号 |
JPMJMI20C7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI20C7 |
研究代表者 |
岩田 洋佳 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022 (予定)
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概要 | 作物の祖先種は元来、微生物叢との共生能力を備えていた。しかし、栽培化とともに肥料や農薬を大量投入する近代農業への適応を進めた結果、その能力は著しく低下したとされる。作物-微生物叢の共生関係を農業利用するためには、作物について共生効果を最大化するように遺伝的に改良する必要がある。また、微生物叢について最適な種構成を発見し実現させる必要がある。しかし、作物の遺伝子型と微生物叢の種構成の組合せは極めて多いため、多数の組合せから有望なものを効率的に探索できるシステムの技術基盤の確立が不可欠である。本研究開発課題では、作物ゲノムと微生物叢メタゲノムを合わせたホロゲノムをもとに、作物と微生物叢の共生関係を同時に改良するための新たな育種法を提案する。
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研究領域 | 持続可能な社会の実現「社会の持続的発展を実現する新品種導出技術の確立」 |