体系的番号 |
JPMJMI20C6 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI20C6 |
研究代表者 |
伊丹 健一郎 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所/大学院理学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 植物ゲノム編集におけるネックは、効率的な遺伝子導入である。本研究では、近年、遺伝子導入促進効果が報告されているナノカーボンに着目し、植物細胞導入能、送達能に優れるナノカーボン分子を含む新規ゲノム編集導入ツールを開発する。ナノカーボン分子を含む新規ゲノム編集導入ツールの評価は、植物外壁(ワックス層、細胞壁、細胞膜)を模した評価系を構築し、見出す。見出された導入ツールをシロイヌナズナなどのモデル植物、エゴマをはじめとした作物で検証する。加えて、本格研究を見据え、エゴマのゲノム情報、トランスクリプト情報を収集する。収量を劇的に増加したエゴマ新品種の作出という分子ナノカーボン育種の基盤を、化学、生物学、農学の融合グループで実現する。
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研究領域 | 持続可能な社会の実現「社会の持続的発展を実現する新品種導出技術の確立」 |