体系的課題番号 |
JPMJMI20E2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI20E2 |
研究代表者 |
尾坂 格 広島大学, 大学院先進理工系科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2024 (予定)
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概要 | 有機半導体を発電層に用いた有機薄膜太陽電池(OPV)は、薄い、軽い、やわらかい、半透明であるなど従来のシリコン太陽電池にはない特長をもち、さらに塗布プロセスにより作製でき、有害な重金属を使用しないなど低コストで環境にも優しい次世代太陽光発電技術である。OPVの社会実装には、エネルギー変換効率と耐久性の向上が必要であるが、喫緊の重要課題は変換効率向上である。特に、OPVでは電流と電圧のトレードオフが顕著であり、高効率化には、これを解決することが必須である。そこで本研究では、合理的かつ精密な分子設計に基づいた革新的有機半導体材料の開発により、トレードオフの解消とOPV未踏のセル変換効率20%達成に挑む。
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研究領域 | 地球規模課題である低炭素社会の実現「「ゲームチェンジングテクノロジー」による低炭素社会の実現」 |