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ジェットエンジン用TiAlタービンブレードの低コスト量産技術

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 企業主体 マッチングファンド型

体系的番号 JPMJTT20B1
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTT20B1

研究代表者

鉄井 利光  国立研究開発法人物質・材料研究機構, 構造材料研究拠点 超耐熱材料グループ, 特別研究員

企業責任者 水田 和裕  AeroEdge株式会社, 生産本部、技術戦略室, 取締役兼執行役員COO・CTO
研究期間 (年度) 2020 – (非公開)
概要本開発は、航空機ジェットエンジン用タービンブレードの量産に関するものである。 航空業界ではより安価で、かつ機能性の高いエンジンが求められており、常に新たな素材およびその加工方法の開発が行われている。特に素材に関しては、燃費向上と同時に過酷な環境下でも耐え得るような軽量で高強度、かつ低コストの材料が求められている。 現在、ジェットエンジン低圧タービン後段用のブレード素材として、軽量・高強度を併せ持つTiAl合金が用いられ始めている。しかし、鋳造性が悪く、鋳塊からの機械加工による総削り出しで生産されているため、製造コストの削減が困難という問題があった。 本開発では、物質・材料研究機構(NIMS)が開発した鋳造性に優れたTiAl新合金を用いることで、TiAl合金タービンブレードの低コスト量産技術の確立を目指す。 製造コストを大幅に低減することで、航空機用エンジン用タービンブレードとしての採用拡大および自動車・エネルギーなどの他分野における素材への用途拡大が期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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