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ロボティックバイオロジーによる生命科学の加速

研究課題

戦略的な研究開発の推進 未来社会創造事業 探索加速型

体系的番号 JPMJMI20G7
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJMI20G7

研究代表者

高橋 恒一  理化学研究所, 生命機能科学研究センター, チームリーダー

研究期間 (年度) 2020 – 2024 (予定)
概要ロボティック・バイオロジー(ロボットによる生命科学実験の自動化)は、生命科学研究全体を加速させる。実現すれば、再現性の危機や研究不正の問題が解決するだけでなく、日々単純作業に時間を費やさざるを得ない多くの研究者を「ピペット奴隷」状態から解放でき、生産性が飛躍的に向上するだろう。しかし、現状個別の実験操作自体は自動化できても、実験プロトコル全体では、いまだに人が機器と機器の間を「つなぐ」役割から解放されておらず、実験全体を自動化する際のボトルネックとなっている。本研究では、ロボット実験センターのプロトタイピング・ラボを整備し、異種のロボットや実験機器を相互に連携させるネットワークシステムや実験プロトコル共通記述言語を開発する。また、ゲノム編集、オミックス解析、再生医療を皮切りに様々な分野でロボット実験の実証を行う。このプロトタイプを通じて、(1) 実行可能なプロトコルのカバー率、(2) 実験結果の信頼性・再現性、(3) 実験実行システム・施設の総保有コストの3つの主要指標を総合して、ロボティックバイオロジーが技術的、事業的に高いレベルで実現可能であることを示す。
研究領域共通基盤「革新的な知や製品を創出する共通基盤システム・装置の実現(本格研究)」

報告書

(4件)
  • 2023 年次報告書 ( PDF )
  • 2022 年次報告書 ( PDF )
  • 2021 年次報告書 ( PDF )
  • 2020 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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