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コロナウイルス感染が自然宿主の免疫と行動に与える影響の包括的解析

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 国際科学技術共同研究推進事業 SICORP e-ASIA JRP

体系的番号 JPMJSC20U1
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSC20U1

研究代表者

佐藤 佳  東京大学, 医科学研究所, 准教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要本研究は、新型コロナウイルスSARS-CoV-2の自然宿主であるキクガシラコウモリの免疫状態や行動変容を、学際融合研究によって包括的に解明することを目的とする。 ベトナム側チームは、野生のキクガシラコウモリを定期的に捕獲し、SARS-CoV-2に類似したウイルス(SARS-like coronavirus; SL-CoV)の保有率を解析する。日本側チームは、同定したSL-CoVの多様性を解析する。また、SL-CoVの感染の複製動態を実験的に検証する。その結果をベトナム側チームにフィードバックし、ウイルス陽性個体の分布や行動変容などの生態学的調査結果と融合する。 この2ヵ国のチームによる共同研究を通して、SL-CoVの感染が自然宿主の免疫状態や行動に与える影響、および、新たなウイルスがヒトに暴露される潜在的リスクが解明されることが期待される。
研究領域新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応する緊急公募

報告書

(2件)
  • 2021 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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