コウモリ由来コロナウイルス感染症の発生予測に向けたシミュレーションモデルの開発
体系的番号 |
JPMJSC20U2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC20U2 |
研究代表者 |
大松 勉 東京農工大学, 農学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | 本研究は、将来のコウモリ由来コロナウイルス感染症の発生を予測するために必要なコウモリ群内におけるコロナウイルス動態を予測するシミュレーションモデルを開発することを目的とする。
日本側チームはコウモリ群内におけるウイルス動態モデルの開発と、開発に必要な植生や気象情報などのデータの収集、およびコウモリの疫学調査を行う。フィリピン側チームはコウモリの生態データの収集とフィリピンにおけるコウモリの疫学調査を行う。ベトナム側チームはベトナムにおけるコウモリの疫学調査を行う。
3ヵ国のチームによる共同研究を通して、コウモリ群内におけるコロナウイルス動態が明らかになることにより、将来のコウモリ由来コロナウイルス感染症の発生地点を予測することで、より迅速な対策の導入が可能になることが期待される。
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研究領域 | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応する緊急公募 |