体系的番号 |
JPMJSC20U5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC20U5 |
研究代表者 |
林 宣宏 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2020 – 2022
|
概要 | 本研究では、日本側で開発した2次元電気泳動技術を使ったプロテオミクスデータ画像の取得技術を利用し、そのデータ画像をAI処理することにより、COVID-19を含む感染症を未病時に検知する手法を開発する。
日本側は、上記感染症の検出手法の開発を行う。また、日本人被験者の基盤データを集積する。タイ側とフィリピン側は、日本側の協力により、タイ人とフィリピン人のデータを取得する。さらに共同で、3ヵ国のデータを比較解析することで、感染症に対する生体反応(抵抗力の強さなど)の民族による違い、それぞれの地域における感染症の罹患のしやすさや重篤化に関する遺伝的背景や環境要因に関する仮説を立案し検証することで、感染症の罹患が国により異なる原因を解明する。
3ヵ国の共同研究により、データの共有と流通による健康管理のパラダイムシフトが興り、新たな生活形態が生まれることを期待する。
|
研究領域 | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応する緊急公募 |