体系的番号 |
JPMJSC20E4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC20E4 |
研究代表者 |
橋爪 真弘 東京大学, 大学院医学系研究科 国際保健政策学, 教授
|
研究期間 (年度) |
2021 – 2023
|
概要 | 本研究は、参加3ヵ国を核にアジア地域14ヵ国の多国間共同研究ネットワークを構築し、気候変動によりアジア地域で発生する健康負荷の推定と有効な適応策を探索することを目的とする。
具体的には、日本側チームはオーストラリアと共同でネットワーク構築を先導するとともに、健康負荷の推定をより現実的かつ精緻なものにするため、熱関連死亡および感染症の過剰死亡推定モデル開発を担当する。オーストラリア側チームは各国の保健統計データ収集を先導し、アジア地域の包括的健康負荷評価を実施する。タイ側チームは適正技術を用いた地域レベルの適応策に関する事例研究を行う。
3ヵ国の共同研究を通じて、アジア地域の死亡・気温・大気汚染データベースが構築され、健康負荷の評価結果をもとにアジア各国の適応策に資することが期待される。
|
研究領域 | 環境分野「自然と人間のシステムに関する気候変動の影響と解決策」 |