体系的番号 |
JPMJSC20C1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC20C1 |
研究代表者 |
石橋 功至 電気通信大学, 先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021 – 2023
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概要 | 本研究は、身の回りのあらゆるデバイスが無線通信によって発信する情報を活用することで、社会や生活の質を向上させる次世代IoT時代に向け、レジリエントで安全な無線ネットワークの実現を目指す。今後、きたるべき社会では、量子計算機といった技術の発展により、計算量に依存した既存のセキュリティー技術の安全性を維持できない可能性がある。そこで、量子計算機が普及したポスト量子時代においても安定して高い安全性を実現するために、計算量に依存しない軽量暗号技術、無線通信の特性を活用した物理層セキュリティー、分散型無線アーキテクチャーによるセキュリティーの3つを技術的な柱とした研究開発を行なう。ドイツおよび日本側研究者が無線信号処理と分散型アーキテクチャー、トルコおよびスペイン側研究者がポスト量子暗号とハードウェアを中心に担当し、それぞれの知見を有機的に組み合わせることによって、次世代IoT技術の脆弱性を解決する。
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研究領域 | レジリエント、安全、セキュアな社会のためのICT |