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地中熱利用による脱炭素型熱エネルギー供給システムの構築

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 SATREPS

体系的番号 JPMJSA2105
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSA2105

研究代表者

稲垣 文昭  秋田大学, 大学院国際資源学研究科, 講師

研究期間 (年度) 2021 – 2026
概要本研究は、寒暖の差が激しく石油・天然ガスにも恵まれないタジキスタンにおいて、その豊富な地下水資源に着目し、人工知能などICT技術を統合した「先進乾燥地帯対応型地中熱ヒートポンプシステム(タジキスタンモデル)」の構築と普及によって、エネルギー事情改善と雇用創出による地域安定化および温暖化対策への貢献を目指す。具体的には、以下の3つの研究題目を実施する。(1)フィールド調査に基づく地下水流動・熱輸送モデル、GISデータと人工知能を採用した地中熱・地下水熱利用ポテンシャルマップの構築、(2)マルチモーダル計測と人工知能を用いたデモプラントによる長期冷暖房試験実施、(3)「タジキスタンモデル」の普及のための制度設計、である。(1)と(2)を通じて人工知能による最適地中熱冷暖房システムを構築し、(3)の制度設計に反映させる。また、各ステークホルダーとの協働で地中熱システムの産業化と雇用創出、そのための資金調達スキームを含む制度案を作成し、その導入を目指す。
研究領域環境・エネルギー(カーボンニュートラル)

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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