稲の安全性と高栄養価に貢献する育種および水管理技術の開発
体系的番号 |
JPMJSA2107 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA2107 |
研究代表者 |
神谷 岳洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授
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研究期間 (年度) |
2021 – 2026
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概要 | 本研究は、バングラデシュのコメの栄養価の向上および毒性元素の蓄積低減を可能にする育種および栽培技術を当該国において構築し、これらの技術をバングラデシュに定着させることを目的としている。コメに含まれる微量必須元素(鉄、亜鉛)を増やしたイネや、毒性元素(カドミウム、ヒ素)を蓄積しにくいイネの作出のための育種素材およびDNAマーカーの確立と普及、また、毒性元素を減らす栽培法の確立と普及を目指す。さらに、当該技術を担う人材育成を政府や民間企業と連携し進めることにより、本研究の成果の社会実装を目標とする。本研究により得られる成果は、バングラデシュのみならず、コメを主食とする世界各国の食品安全および栄養問題の解決に貢献する。
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研究領域 | 生物資源 |