天然ゴムを用いるグローバル炭素循環プロセスの科学技術イノベーション
体系的番号 |
JPMJSA2103 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA2103 |
研究代表者 |
山口 隆司 長岡技術科学大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2021 – 2026
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概要 | 本研究は、持続可能な生物資源である天然ゴムに着目し、その産業基盤を新たに構築することを目指す。まずは、たんぱく質フリーの天然ゴム(窒素含有率 0.00w/w%)の大量生産技術を開発し、関連する知的財産の特許化と国際標準化に取り組む。その後、たんぱく質フリー天然ゴムを用いた自動車用ゴム製品の開発、天然ゴムの生分解技術の国際標準化、環境調和型の廃水処理技術の開発によって、従来の合成ゴムに替わる天然ゴム産業と、関連する環境保全産業の創出を目指す。これらの取り組みにより自動車用ゴム製品に「化石資源由来の合成ゴム」ではなく「天然ゴム」が用いられることになれば、将来的に二酸化炭素の排出削減が見込まれる。
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研究領域 | 環境・エネルギー(地球規模の環境課題) |