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石油由来の電気絶縁油に代わる新たな窒素付加処理技術を用いた高性能な生分解性電気絶縁油の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20S9
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20S9

研究代表者

高村 紀充  福岡大学, 工学部 電気工学科, 助教

研究期間 (年度) 2021
概要本提案の課題では、持続可能で環境負荷が低い生分解性電気絶縁油(エステル油)に新たな窒素飽和処理技術として窒素のファインバブル(FB)を付加することで高性能化を実現し、既存の石油由来の電気絶縁油(鉱油)入変圧器での代替使用、および、そのエステル油入変圧器の普及等に貢献することを目指す。提案者らはすでに、鉱油に窒素FBを付加することで絶縁耐力を維持したまま高性能化を実現できる可能性を見出している。本提案の目標は、独自に開発した窒素FB発生装置を改良してエステル油に窒素FBを付加し、絶縁破壊電圧、体積抵抗率、誘電正接、水分、溶解窒素量および酸素量への影響を解明して本提案の手法を確立することである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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