金属3Dプリンタを用いたテラヘルツ波位相、伝搬方向制御技術の開発
体系的番号 |
JPMJTM20JX |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20JX |
研究代表者 |
大野 誠吾 東北大学, 大学院理学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 次世代無線通信規格(Beyond 5G/6G)に向けて、要素技術となるアンテナで捕集され導波路を伝搬するサブテラヘルツ帯電磁波の位相制御デバイスを開発する。設計指針はすでに申請者が理論的に予言してきたアンテナ-導波路結合構造における位相制御手法に基づく。デバイスの作製には、近年著しい発展を見せる金属3Dプリンタを用いる。デバイスの評価には、申請者が構築してきたテラヘルツ時間領域分光イメージング手法を基軸に用い、位相制御性を実証する。本デバイスの実証ができれば、同時に予言されている方向性結合技術や今後発展が見込まれる量子暗号操作技術への応用展開も十分期待される。
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