体系的番号 |
JPMJTM20KF |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20KF |
研究代表者 |
増原 陽人 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2021
|
概要 | Nafion®は、固体高分子形燃料電池の電解質膜として長年使用されてきたが、高酸性度な伝導部位によって電極触媒が白金に限定されることから、低酸性度化に向けた研究が進められてきた。しかし、依然としてプロトン伝導に水分子が不可欠であり、駆動湿度の範囲が狭いといった課題が残されている。本申請研究では、フィラー(セルロースナノ結晶)と高分子イオン液体等の新たな界面形成によるプロトン伝導経路を有する、多成分フィラーを作製する。これを最密充填膜とすることで、電解質膜の低酸性度化を達成し、さらに、高湿度環境下は元より、低湿度環境下でもプロトン伝導可能な電解質膜を実現する。
|