With/postコロナ社会におけるナノ粒子の有効活用を目指した、日本発の生体試料応用型1粒子ICP-MSの開発
体系的番号 |
JPMJTM20Q9 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20Q9 |
研究代表者 |
長野 一也 和歌山県立医科大学, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 新型コロナ感染の予防のため、抗ウイルス活性を有するナノ粒子の開発/利用が拡大している。一方で、ナノ粒子は、①生体内で存在様式を変化(イオン化/再粒子化など)させ、②存在様式の違いは、予期せぬ有害反応(免疫異常など)に加え、期待した抗ウイルス活性も変化させることに繋がる。そのため、生体内での存在様式と存在量を知ることが、with/postコロナ社会で、ナノ粒子を有効かつ持続的に利用する鍵となる。しかし、その分析手法が乏しく、理解に至っていない。本観点から、申請者は、ナノ粒子の生体内での存在様式/存在量の解析が可能な「生体試料応用型1粒子ICP-MS」の基盤を先駆けて提案してきた。そこで本研究では、本手法の実用化を目指す。
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