体系的番号 |
JPMJTM20R7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20R7 |
研究代表者 |
都留 稔了 広島大学, 大学院先進理工系科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 炭化ケイ素(SiC)は耐熱性・化学的安定性に優れ,多孔質分離膜としての利用が期待されている。しかしながら,細孔径1μm程度の精密ろ過膜レベルに限定され,100nm以下の限外ろ過膜は未だ開発されていない。一方,申請者は有機ケイ素前駆体の熱分解により,サブナノ細孔膜の開発に成功している。本提案では,細孔径1-100nmのSiC系ナノ細孔膜の開発を行なうことを目的とする。さらに,SiCの特徴である,高い熱伝導性とマイクロ波吸収性を利用した内部加熱によるSiC多孔膜への高効率熱供給法を明らかにすることで,with/postコロナ社会に貢献する革新技術の可能性を明らかとする。
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