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表面電位付与による潤滑油の吸着構造制御を指向した新規すべり軸受の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20MQ
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20MQ

研究代表者

川田 将平  関西大学, 工学部, 助教

研究期間 (年度) 2021
概要これまでの研究成果から、摩擦表面における潤滑油の吸着構造が摩擦現象を支配することがわかっており、本提案研究では、摩擦表面に電荷を付与し、導電性を有する潤滑油の吸着構造を制御する。本提案研究により実現を目指す技術は、摩擦係数を能動的に制御できる新規すべり軸受の開発とする。摩擦損失の削減は環境問題の解決や年間約17兆円とされている摩擦による経済損失を削減でき、考案した新規潤滑システムが社会に与えるイノベーションインパクトは非常に大きい。本潤滑システムは、摩擦係数が0.01から0.2まで1分以内に変化すれば実現可能性が高いと考えられ、導電性潤滑油の吸着挙動の動的観察および摩擦係数の測定を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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