体系的番号 |
JPMJTM20NK |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20NK |
研究代表者 |
二宮 啓 山梨大学, 大学院総合研究部 工学域電気電子情報工学系, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 本課題では、前処理を含めた分析工程の全自動化を可能とするスマートイオン源/質量分析法を開発する。その方策として、あらゆる形態の試料を採取して直接質量分析できるシースフロー探針エレクトロスプレーイオン化法と、採取の自動化に必要なタッチセンサーを組み合わせる。タッチセンサーはこれまでに開発した容量敏感型のものをロックインアンプ方式により高精度化する。本技術により多数試料を、交換不要のプローブを用いて交差汚染なしの迅速自動分析(1検体10秒以内)が可能となる。これにより大学や企業の分析現場においてwith/postコロナ社会で求められる人的労力の負担軽減や課題解決スピード向上の突破口となる。
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