体系的番号 |
JPMJTM20MX |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20MX |
研究代表者 |
稲垣 怜史 横浜国立大学, 大学院工学研究院 機能の創生部門, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | コロナ禍後に急速に変容する社会ではマルチフィードに対応したケミカルリサイクルが求められ,バイオマス発酵メタン等から化学品製造も急務の課題である。この解決には従来の熱による化学反応ではなく,電気エネルギーを駆使する,コンパクトかつオンサイト型の化学反応プロセスの達成が望ましい。これまで電場印加条件下でのメタンの酸化カップリングを実証しており,この基礎技術を拡張して電子駆動型の酸素選択透過膜を開発して高選択的に本反応を進行させる化学反応システムを構築する。そのため本提案ではTiO2非対称膜を用いて空気からO2のみを活性酸素種として選択的に透過させる技術を確立することを目的とする。
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