体系的番号 |
JPMJTM20KS |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20KS |
研究代表者 |
山本 玲子 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, 上席研究員
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 銅合金は殺菌能に優れているが、発現には数時間~1日程度かかるため、活用は進んでいない。我々は還元性オリゴペプチドにより、銅合金の殺菌機構の一つである活性酸素の発生を促進し、5分で生菌数を1/10以下にすることに成功した。さらに、飛沫模擬環境下で材料表面の核酸分解量評価法を開発、銅合金でのみ核酸分解が生じることを確認した。本課題では、接触感染防止目的で環境表面への適用を実現すべく、銅合金へのペプチド被覆手法を確立する。飛沫模擬環境下のウイルス活性の向上(~1h程度でウイルス活性1/100以下)および抗菌・抗ウイルス活性の持続期間(>8h)を、JIS準拠法ならびに開発手法を用いて確認する。
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