有機太陽電池用革新的低コスト非フラーレンアクセプターの開発
体系的番号 |
JPMJTM20QA |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20QA |
研究代表者 |
中山 健一 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 大面積に塗布工程で生産可能な有機薄膜太陽電池は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた有望な技術である。その性能向上の鍵となる「非フラーレンアクセプター」は、現在のところ20万円/gを超える非常に複雑で高価な材料が用いられており、明確な分子設計指針も存在しない。一方、コピー機などに用いられる電子写真感光体、特に正帯電型感光体ではアクセプター材料が必須であり、その材料開発と量産技術に長い歴史がある。本研究課題では、研究代表者の有機薄膜太陽電池の作製・材料開発技術に共同提案企業が有する感光体材料の知見を融合することにより、革新的に低コストな有機太陽電池用非フラーレンアクセプターを開発する。
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