体系的番号 |
JPMJTM20PQ |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20PQ |
研究代表者 |
竹本 哲行 京都府農林水産技術センター, 農林センター園芸部, 主任研究員(総括)
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | コロナ以降の農作物の市場への供給は近距離輸送を主体とする地産地消の積極的な推進が主流となる.ここでは小規模な生産地の供給力が不安定な要素となるが,データ利用型の超精密農業の導入により安定化できる.この超精密農業は個々の収穫物に紐付けされた栽培環境データの取得を前提条件としている.提案者らは,トウガラシ・ピーマン類において,果実の形や蛍光反応による果実表面の濃淡が果実ごとに異なることを明らかにしており,このことは個々の収穫物をラベルを付けずに識別できる可能性を示している.本課題では,生育状況の異なる果実に対する蛍光反応を詳細に調べ,生産地への社会実装に向けた個別果実識別技術の開発を目指す.
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