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荷電イカ墨色素粒子による生物粒子の吸着・吸着抑制機能の検討

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20J5
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20J5

研究代表者

松浦 俊彦  北海道教育大学, 教育学部, 教授

研究期間 (年度) 2021
概要研究代表者らはこれまでにイカ墨色素粒子を正または負に帯電させる表面改質技術を開発し、天然由来、安全、低刺激性を満足させるサスティナブルな染毛剤の実用化に向けた検証試験を行ってきた。荷電イカ墨色素粒子は静電気力の作用による毛髪やオーガニック繊維などの生体高分子への選択吸着能があり、この特性は化学物質過敏症の顧客からの強い要望がある天然繊維の高性能マスクに活用できるが、課題もある。本研究では、荷電イカ墨色素粒子の選択吸着能を活かし、ウイルスや花粉などの生物粒子を吸着(捕集)または吸着抑制するオーガニック繊維の開発をすすめ、高性能マスクを視野に入れた安全なオーガニックフィルターへの展開を検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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