体系的番号 |
JPMJTM20P7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20P7 |
研究代表者 |
佐藤 尚 名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | コロナ禍で多用されている電子機器や輸送機器等のモーターの高周波化に伴い、高周波域で利用可能な無方向性電磁鋼板が求められている。磁場がモーター鉄心の表面に局在する高周波域での鉄損低減には鋼板表面の磁気特性向上が必要である。申請者らは、鋼板へのショットピーニング(SP)にて表面近傍に磁気特性に優れる強いランダムキューブ組織が形成することを見出した。しかし、本技術には、作製可能な電磁鋼板の薄板化および熱処理条件最適化の課題がある。本研究では、純鉄への両面SPと熱処理最適化にて、{001}と{111}の軸密度比が5:1以上で、かつ板厚0.25mm以下、結晶粒径100μm以上の無方向性電磁鋼板を目指す。
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