抗菌・防かび・抗ウイルス性を発揮するナノカプセル型塗料用添加剤の開発
体系的番号 |
JPMJTM20SU |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20SU |
研究代表者 |
岡村 浩昭 鹿児島大学, 理工学域理学系, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 研究代表者らは、グアニジン誘導体を基盤とする機能性ナノカプセル調製法を開発した。防かび剤を内包したものは、防かび性と抗菌性を同時に発揮する新規な塗料用添加剤として実用試験中である。グアニジン誘導体には抗ウイルス性を示すものも知られていることから、本提案では、このナノカプセルに対して抗ウイルス性試験を実施し、抗菌・防かび・抗ウイルス性製剤を開発する。このナノカプセルは、外周部の修飾によって溶解性を変えることができ、広い範囲の塗料やコート剤への利用が期待されている。塗るだけで三つの機能を発揮できる塗料は感染症予防の観点からも高いニーズが期待される。
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