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水道水の微生物学的安全性をリアルタイム監視する技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20SD
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20SD

研究代表者

藤岡 貴浩  長崎大学, 大学院工学研究科 物質科学部門, 准教授

研究期間 (年度) 2021
概要浄水場では、水道水の細菌検査を定期的に行うことで水の安全性確保に努めているが、既存の検査法は判定まで数日要するため、結果判明前に水道水が家庭に配水されていることが課題である。そこで本研究では、浄水場におけるリアルタイム微生物数計測を可能にする技術を開発する。具体的には、計測を妨害する水道水中の溶存有機物を安定的に除去するため、「透析膜」と「イオン交換樹脂」を組み合わせたインライン前処理技術の確立を試みる。本研究開発を通して、微生物学的な水道水質の異常に対して早期警報・対策を取ることが可能となり、将来の感染症流行に対する水道施設と水道水の安全性のレジリエンス向上に繋がると期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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